近視矯正手術を受ける

 視力矯正手術が終わりました。
 レーシック手術といわないのには、理由があります。
 朝の9時半から正午少しすぎまで、問診と検診を受けました。
 近視を矯正すると、老眼がより進行したように見えるそうです。
 老眼治療の説明を聞きました。
 視力矯正は、角膜を削って角度を変えるものです。
 老眼は、水晶体の老化によってピントがずれる現象です。水晶体は、目の奥にありますから、瞳孔の所に、小さいリングを入れて、ピントがあうようにするそうです。
 そして検査の結果、レーシックと老眼治療は受けられないことが分かりました。
通常の人より、私の角膜がうすいそうです。レーシックは角膜をスライスするので、より角膜がうすくなりすぎてしまうわけです。
 そこで、角膜の表面を削るラゼックという手術と、角膜強化法の手術の2つを受けることになりました。
 費用は、43万円となりました。
 ラゼック手術は、レーシックより時間がかかり、術後も数日間は、痛みがあるそうです。
 それでも、受けることに決めました。
 2週間のメガネ生活と、午前中いっぱいの検査を無駄にしたくなかったのもあるでしょう。
 手術中、目が閉じないように、器具で固定されました。ドレーズテストを受けるウサギになったような気分です。
 痛くないように、目に何度も、麻酔の目薬を入れられます。
 最初は、角膜をアルコールで浸して、そのあと、角膜表皮をめくります。ピンセットのようなもので、めくられていくのがなんとなく分かります。
 さらに、レーザー照射し、角膜を削っていきました。
 その他、噴射する水で洗われたりと、いろいろです。
 20分間が、とても長かったです。
 術後、20分ほど休憩して、検査を受けたら、すぐ帰宅でした。
 ぼやけてはいるけど、これまでかけてたメガネぐらいの視力にはなってました。
 術後の角膜を保護するために、ソフトのコンタクトレンズをつけるそうです。(寝るときも装着。はずれたら自分でつけずに捨てるよう言われました。)
 6ヶ月間は、紫外線とほこりから目を守るために、UVカットのサングラスを必ず着用。ねるときは、指で目をさわらないよう、ほごレンズをテープで顔に貼り付けないといけません。
 視力が完全回復するのに、数日かかるそうです。

(2013.1.7)