正多角形の描き方

 正多角形の描き方をわり算の解き方のような手順で示してみます。

【正五角形の描き方】
1)円のまわりを5等分する。
2)360°÷5=72°
3)円の中心から72°ずつ分度器で測って等分する。
4)点をつないで正五角形を作る。

 上記を問いの形にします。

1)「描く図形は何ですか。」「正五角形です。」
2)「円のまわりを何等分しますか。」「5等分します。」
3)「5等分するための式は何ですか。」「360°÷5です。」
4)「計算しなさい。」「360°÷5=72°です。」
5)「次はどうしますか。」「円の中心から72°ずつ分度器で測って等分します。」
6)「次はどうしますか。」「点をつないで正五角形にします。」

 問題文によって、半径が指定されている場合もあります。
「描く図形は何ですか。」「半径3cmの正五角形です。」
と答えさせてるといいでしょう。
 実際に難しいのは、5番の分度器で測って描くところです。練習あるのみ。

(2013.1.13)