サンフェイスという団体が、「発達障害ってなあに?」という体験学習を4年生にしてくださいました。
1)自己紹介、ニックネーム。BOSSは、オリックスの歌のバンドもやってる。
2)各クラス2名ずつ、軍手をはめて、折り鶴をする。
3)周りは「がんばれがんばれ」と応援するが、折っている方は焦る。
4)病気は良くなったり悪くなったりする。障害は特性そのものは良くも悪くもなら ない。
5)視覚的・具体的・肯定的に接することが大切。
6)自閉症のF君、そうじ時間になっても電車の本を読んでる。友だちに、「早くしてよ」と言われる。友だちはそうじを早くしてという意味。F君は「早く本を読んでよ」と捉える。「ちゃんとしてよ」も、「ちゃんと本を読んでよ」と捉える。
7)見えてるところが狭い子がいる。目的物に向かっていき、他の子とぶつかる。
「ちゃんとしなさい。」みたいな言い方をよく言うことがあります。
「背筋を伸ばして」と具体的に言わないと効果がない子もいるわけです。
ただ、具体的に言わず、「ちゃんとしなさい」と抽象的に指示し、そのちゃんとすることを子どもたちに任せるのも、一つの方法ではあります。
具体的と抽象的を使い分けていく必要がありそうです。
(2014.1.20)