選択と決断で決まる人生

 卒業に向けたPTA新聞のメッセージを依頼されました。6年生の理科を担当しているからです。締め切りの朝(今日)、次の文章を書きました。

 選択と決断の連続が人生を決めます。
 選択肢を多く持つには、多くの本、たくさんの人とふれ合うことです。
 あなたの決めた選択が最良になります。
 卒業おめでとう。

 よく3択クイズを出しますが、人生においては無限の選択肢があるはずなのです。
 でも子どもは視野がまだせまく、AかBかの選択肢しか思いつかないことが多いです。さらに、その2つの選択肢さえ、選択(決断)できず、何もしない場合さえあります。別に「何もしない」という選択肢を見つけて選んだわけではないのです。何もしないことで、周囲の大人の関心をひき、周りの人に行動を選択してもらうわけです。
 現在の自分が思いつく選択肢が少なく、期限があるならば、自分で考えて選ぶしかありません。でもそれが、自分の決断による選択ならば、その選択が最良だと思えばいいのです。(どうせ過去には戻れないのですから。)
 たくさんの選択肢を吟味し決断するからこそ、最長の道が開かれていくのです。

(2015.1.30)