教科書中心の講座の違うエッセンスとして、東田直樹さんを取り上げることにしました。
最初に、東田さんの文章を紹介します。
「どんな人が書いたと思いますか。」
このあと、東田さんの映像をみせます。
「さきほどの文章は、自閉症者の東田直樹さんが書いたものです。」
東田さんの文章をさらに紹介します。
解ってもらえないことがつらいという文章を読みます。
「東田さんは、よく窓から、走ってる車のタイヤを見つめます。なぜでしょう。」
車が好きだから。回ってるのを見るのが好きだから。というような分析が出されるでしょう。
この後に、東田さんの文章を紹介し、規則的に回ってるタイヤを見ると、心が安定するということを伝えます。
これほどに人を理解するというのは、難しいのです。
そのことを肝に銘じながら、人の持つ多面性を探求する姿勢を忘れないでほしいのです。
5年国語「銀河」の授業と、東田さんをからめて話していきます。
(2015.3.28)