6年・手話の授業

 今日は学習参観。今までやった手話の授業を高学年向きに組み合わせて、やってみた。流れは、

①手話クイズ(水野正司氏の実践)
②挨拶・返事・「~どうぞ」の手話(水野氏の実践)
③耳の不自由に声をかけられたら。
④火事。

  手話クイズは、2人ずつ指名して立たせ、何の手話か当てさせていった。
「わからなかったら、「わからない」と言ったらいいよ。」
 2人が言ったあと、
「他にありますか?」と、聞いた。
 こうして指名しないと、決まった子しか発表しないからである。
 ④は、目の不自由な人と耳の不自由な人が一緒にくらしていて、火事になった時、どちらが逃げ遅れたか、という問題である。
 目の不自由な人が逃げ遅れた、という子が27人。耳の不自由な人が逃げ遅れたが2人。正解は、耳の不自由な人が、「火事だ」という声が「こっちだ」という声が聞こえないため、逃げ遅れたのである。
 少数が正解するというのは、ちょっと劇的でよかった。

(1999.2.9)