夢の店

 今日の夜は、国語サークル「のはらうた」があった。
 もう3,4年続いているように、思う。
 いつも、この「のはらうた」が終わってから、近くの「大吉」という焼鳥屋さんに食べに行く。(私のお気に入りは、お茶漬けである。)
 この店には、いつも同じ店員さんがいて、とても愛想がいい。
 実は、その人、店長さんである。
 大吉という店はチェーン店だが、このたび、その店長さんは独立して、洋食の店を開かれた。先月の17日にオープンしたらしいが、私たちは今日初めて行ったのである。
 焼き鳥はもうない。しかも、それぞれのメニューの値段は高い。
 しかし、それぞれ食べてみると、とてもおいしい。
 エビフライなんかは、ごっつい大きいエビが出てきた。
 ただ、金曜日なのに、お客さんは少なかった。
 でも、店長さんは、最初の内は苦労することはわかっていたらしい。
「夢がかないましたから。」
 ついにやりたい店を始められたのである。
 夢を持って、チャレンジしていく、というのに、すごく惹かれてしまった。

(1999.3.5)