陰徳のすすめ

 学校新聞用の卒業生に向けてのメッセージを担任として、書くことになっています。(締め切りは明日。)11字×20行なので、約220字ということです。日刊考現学の1ページに直すと、7行書けばいいということです。

   陰徳                     荒井 賢一
「陰徳」という行為があります。
「人に知られないように良いことをする」ということです。
 道に落ちているゴミを誰も見ていない所で拾ったり、図書館で逆さまに入れられている本をちゃんと直したりすることです。
 誰でもできることだけれど、誰もがするわけではないことを人知れずするのです。
 陰徳のできる人には、不思議で楽しい毎日が待っていますよ。

 子ども達に、いろんなことをできるようになってほしい、と思います。
 例えば、挨拶やイスを入れること、など。
 しかし、自分はそれをできてるかどうかと振り返ってみると、あまりえらそうなことも書けないものです。

(2002.2.25)