半分は未来のために

 中谷彰宏氏の『魔法の時間を作る50のヒント』(三笠書房1998.3.15)より。

 半分は今のため、半分は未来のために時間を使う。半分は、木を切る時間。半分は、木を植える時間。(中略:荒井)今の時間を100%使っても、今の仕事を全部こなしきれないのですから、今はまったく仕事にならない未来のために、今の時間を半分費やすのは、結構大変なことです。
 それでも、頑張って未来のための時間を半分取ることにしましょう。
 今やっている仕事は、結局、過去の蓄積を使っています。
 木を切る作業と木を植える作業の両方をやっていかなければ、やがて山は丸裸になってしまうのです。(P53)

 この日刊考現学も、木を植える作業になっている場合があります。
 自分で決めたこととはいえ、別に仕事でもないのですから、毎日、書く必要はありません。
 でも、毎日、書いておくと、何か原稿のようなものを依頼された時も、過去に書いた考現学から使えたりするのです。(ホントにそうですよ。)

(2003.3.12)