中谷彰宏氏の『魔法の時間を作る50のヒント』(三笠書房1998.3.15)より。
テストの時には、アナログ時計を使ったほうが、合格率が高い。
時間に追われる生活は、毎日が、テストのようなものです。
時間は、パッと見て、一目でわかることが大切です。
たとえば、60分の制限時間で、4つの問題を解く時に、パッと見て1問15分ずつだなと頭の中で考えます。
今どこまで来ているかとか、残り時間が何分かとか、どういう時間配分をすればいいかということが、アナログ時計ならパッと見てわかります。
ところが、デジタルの時計だと、パッと見てわかりません。残り時間を計算しなくてはならない。それが、時間の無駄なのです。
(P111)
このことは、私もずっと思っていたことです。
でも、中谷氏のように、かっこよく表現できませんでした。
「時間に追われる生活は、毎日が、テストのようなものです。」という一文目が読み手を引きつけます。うまいです。
私の場合は、アナログとデジタルが両方ついた時計を使います。
(2003.3.13)