効果のある指導ない指導

 岡山で買った次の冊子を今、読み終えました。

TOSS岡山サークルMAK『ADHDの子の指導 効果のある指導 ない指導』

 今まで、何度か、ADHDらしき児童を担任したことがあります。今回、上記の冊子を読み、自分のこれまでの指導の仕方が間違っていたことに、気付くことができました。(赤線を引いた箇所をいくつか引用します。)

 一つ指示し、その一つを評価する。
 そして、ほめる。
 ほめてほめてほめ続けば、自然と安定する。(P3)

  私は、ほめるのが少なすぎます。指示の数だけ、ほめ言葉がいるのです。

「厳しく叱れば治る」という考え方を捨てる。(P14)
「厳しくすればいうことを聞く。」「正しいから、必ずさせる。」
 そのような対応は、全く効果がない。(P17)

 今まで、私は「」の中のようなことを考えていました。しかし、それは全く効果がない方法だったのです。
 自己満足の正義感では、子どもを救うことはできないのです。

(2003.3.15)