学力研のメーリングリストで、整理法の話題が出ています。
北海道の方は、林 晴比古 (著)「はじめてのパソコン書斎整理術」1999/03(ソフトバンクパブリッシング)というのを紹介してくれました。
インターネットで調べてみると、次のページを見つけました。
「パソコンを使ったデータ超整理法」http://www.h5.dion.ne.jp/~biblroom/text/pc_data.htm
林氏の本について、概略で紹介してくれます。
流し読みしていて、何となく、そのやり方が理解できました。
《私なりに理解したパソコンを使ったデータ超整理法》
①袋ファイルの中に、資料を入れる。
②袋には、番号を打つ。
③パソコンのテキストに、袋番号と中に入れた資料を打ち込む。
④テキストの中で、検索をすれば、探したい資料が何番の袋に入っているか分かる。
今やっている時間順の袋ファイルと組み合わせて、実践してみます。
(2004.2.24)
自分の生活に多大な影響を与えてくれる本に出会えることは、幸運です。
林 晴比古『これならできるパソコン書斎整理術』ソフトバンク1997.1.30
パソコンを使って、家にあるあらゆる物(資料・本・グッズなど)を整理してしまおう、ということが分かりやすく、具体的に書かれた本です。
その整理術の具体的な方法については、いずれ紹介します。
(このシステムは、徐々に作られていくので、時間はかかりそうです。)
この本で、おまけ的に書かれた「林式微分整理術」は、すぐに使えます。
机の前に座るたびに、机上にあるものを何か1つだけ片付ける。
室内に入るたびに、室内のものを何か1つだけ片付ける。
「1つだけ」というのがいいのです。
1つだけだから、やってみようかな、と思えるのです。
そうしている内に、いつのまにか、家の中が片づいているのです。
無精な私に、ぴったりの方法です。
(2004.2.29)
林式パソコン整理術とは、汚れ仕事はパソコンに任せる方法です。
家にあらゆるほとんどすべての資料・物をパソコンによって、検索できるようにする整理術なのです。
パソコンは、膨大なデータの中から、キーワードさえ与えたら瞬時に検索することができます。
人が、家にあるものを片っ端から探して、2時間3時間かけるところをパソコンは、ほんの数秒でやってしまいます。
しかし、パソコンに検索させるためには、あらかじめデータを入力しておかなければいけません。パソコンはデータ内にあるものしか検索できないからです。
例えば、私は野口式(超整理法)の袋ファイルをしています。
この方法のいいところは、いつも使う資料が書棚の左側にあり、あまり使わないものは右側にいく、というシステムがあることです。
けれども、袋ファイルがたまりすぎると、どこにどの資料があるか検討もつかなくなってしまいます。
教師の仕事は、一般のビジネスとは違った資料のたまり方をしていきます。
サークルで手に入れた資料も、担当学年のものでなければ、当分、使いません。 でも、いつか使うこともあるので、捨てることもできないのです。(つづく)
(2004.3.1)
林式パソコン整理術で入力したデータを「漢字、遊び」で検索すると、今のところ、次の2つが抽出されます。(、がandの役目をします。)
A0004 ぶしゅ 漢字部首カルタ 国語 遊び
B0003 えきでん 漢字駅伝 遊び 国語 学級作り
どちらにも、国語と漢字という内容が書かれているからです。
A0004というのは、袋ファイルの4番に漢字部首カルタの資料が入っているということを示します。
もう一つのB0003とは、クリアファイルの3ページ目に、漢字駅伝の1枚物の資料が入っているということです。
これがもっと発展すると、C0013というのもできるのです。
これは13番の箱に、その物が入っているということを示す。ここで物というのは、冬しか使わないコタツの足でもいいわけです。
家にあるあらゆる物を袋やクリアファイルや箱に入れていき、それをパソコンに入力する、ということをちょっとずつくり返していけば、いつのまにか、すべての物が必要な時に数秒から数分で取り出すことができるようになるのです。
(2004.3.3)