天然痘の悲惨な写真

 河田孝文氏の作られた「天然痘」の授業をしました。
 子ども達は、スモールポックス病の写真を見て、とても嫌がります。
「なんで、こんな写真見せるん。」
と、私に非難みいたことも言います。
 でも、それがあるから、この授業はいいのです。
「きみたちは、スモールポックス病の写真を見て、気持ち悪いとか言っていましたが、そういう人たちの中に、飛び込んでいった人がいるのです。」
 最初の写真が悲惨であればあるほど、その中にとびこんでいき、スモールポックス病(天然痘)の根絶に奮闘した蟻田功さん達のがんばりに気付くことができるのです。

 自分がうつるかも知れないのに、それでもその人のすんでる国にとびこみ、それをこの世からなくしたということはすごいと思った。しかも日本なのでもっとびっくりした。次は、ポリオのびょう気もなくしていることもすごいなぁ~と思った。

 蟻田さんに対しての子どもの感想です。ホント、すごい人です。

(2005.2.1)