親子で禁煙教育

 禁煙教育を親子間の会話で表してみます。PASONAの法則を使ってます。

タバコを吸うと、身体にいいか悪いか知っている?
「そりゃぁ、身体に悪いよ。」
そうだね。タバコを吸うと、どんな悪いことがおこるの?
「肺ガンとか、気管支炎かな。」
(ここで、タバコを吸うと起こりうる病気をいくつか話す。)
タバコ、吸ってみたい?
「いやだよ。こわい。」
でも、タバコを吸っている人って、いるよね。
(タバコを吸っているテレビの俳優を紹介したりする。)
なんで身体に悪いタバコをこの人たちは、吸ってるの?
「イライラがとれたりするからじゃない。」
(タバコを吸った時、吸ってない時の状態を語る。)
こういう状態を何というか、知ってる?
「ニコチン中毒?」
ニコチン依存症、というの。
タバコを吸わないとどうしようもなくなってしまうの。
これは病気なのよ。
病気だから、自分の気持ちだけではどうにもならないの。
(ニコチン中毒になった小学生の事例を語る。)
「どうやったら、治せるの。」
いろいろな方法があるの。
例えば、お医者さんに行って、ニコチンパッチというものをもらって、身体に貼ったりするとやめられるの。
(禁煙できた人の喜びの声を読みあげる。)
日本の法律で、タバコを吸っていいのは、何才か知っている?
「20才だよね。」
そう、なんで、20才なるまでは吸ってはいけないのかな。
「う~ん、子どもの方が害が大きいからかな。」
そう。タバコの害は、年齢が低くなればなるほど、害がとても大きいの。
(低年齢によるタバコの害の確率を示す。)
でも、タバコって、友達に誘われて、始めることが多いんだよ。
(断り方について、教える。)
最初の1本を吸わないことが、何よりも大切だね。

(2005.2.7)