講座の後の学び

 昨日11日(金)は、岡山の第10回向山型授業作りセミナーに参加。
 今日12日(土)は、大阪の第2回向山・小森型理科全国大会に参加。
 今回、知の力を実感しました。
 自分の知識量のなさも痛感しました。
 もっともっと読書しなければいけません。
 講座参加で学んだ知識を少しでも自分のものにするため、インターネットを使うことにしました。
 講座で初めて出会った情報をキーワードにして検索するのです。
 例えば、谷和樹氏は模擬授業の中で、胎児の時期がエンブリオ期とフィータス期に分かれることを示されました。エンブリオ期で、胎児は魚類・は虫類などの進化の過程を経て、フィータス期を迎えます。その境目の胎児の形があるものに似ているのです。
 それは勾玉です。この勾玉から、授業はやがて、天皇の三種の神器につながり、建国記念につながっていくのでした。
さて、Googleの検索ボックスに、「エンブリオ」「フィータス」「勾玉」と3つのキーワードを入れて検索します。すると何も検索されません。
「エンブリオ」「フィータス」にすると、15件検索されました。
 その内一つのホームページには、次のようなことが書かれていました。

 ヒトではエンブリオ期は受精してからわずかに五・五週(三十八日)で終わります。この時期はひじょうに厳密です。これが、生物の進化に当てはめるとちょうど、デボン紀の脊椎動物の上陸劇に相当します。
 母胎内の個体発生ではヘッケルが発見したように、系統発生の進化の過程が再現されているのです。先カンブリア紀の多細胞動物の発生から数えて胎児の時期はぼぼ八億年に相当する地球環境と同じです。エンブリオ期の一日は二百二十万年に相当します。一時間は九万年になりますから、この時期には刻一刻と大切に母体を養わなければいけません。多忙やストレスやトラブルで睡眠不足になったり、冷たいものを飲食して体温を下げたり感染性を招いたりしてはいけません。受胎後三十八日までに母体の酸素不足や骨休め不足が著しいと、容易に赤ちゃんの内臓奇形が発生するからです。
     西原克成『究極の免疫学』講談社インターナショナル2004年
             http://kara-sen.cocolog-nifty.com/buntai/cat1528288/

 受胎後38日までは母胎を大切にしないといけない、ということが書かれています。でも、受胎したというのを知らなかったら、気をつけないかもしれません。 こういうことを講座の後も、学んでいこうと思います。

(2005.2.12)