地球の環境問題について、子どもに何を伝えたいか、考えてみます。
① 環境問題の大変さを伝える。
環境問題がなぜ大きな問題なのかを具体的に伝える必要があります。人類の 存亡に関わることなのですが、子どもにとってはもっと身近な問題も例にして 話すべきかもしれません。例えば、テレビゲームができなくなるとか。
② 解決方法を示す。
とりあえずの解決方法を紹介し、うまくいっている事例も教える。もちろん、まだまだ問題は山積みですが、解決の方向性というか、みんながこうすれば解 決するみたいな見通しを語らないと、立つ瀬がありません。
③ 現状は、解決の方向に行っていないことを語る。
解決方法はあるけど、その通りには行っていない、という現状を教える。
④ あなたは何をするかを考えさせる。
あなたはどうする。②で示した解決方法のどれをとるのかを考えさせ、そして、今すぐできる行動を選択させるのです。
自分だけやってもどうにもならない、という思いを抱くことでしょう。でも、みんながするためには、まず自分はやっておかないとお話にならないわけです。最初の一歩を示唆する教えになればいいのです。
(2005.2.15)