伴一孝氏は,小江原小研究通信№7の中で、次のように書いています。
一般的な授業では,「授業内容(教師が授業した・教えたと思っている内容)」よりも「学習内容(子どもが学習したと思っている内容)」の方が小さいのです。毎日教壇に立っている私たちは,このことを嫌というほど自覚させら続けています。ところが,カチッとした授業では,「学習内容」が「授業内容」に近づいてきます。これがベテランの授業です。テストをすれば,平均点は100点近くになります。
理科の診断をしました。
5年生はほとんどが平均60点台。あるクラスは平均59点でした。
(6年生でも平均70点台です。)
まさに,授業内容より学習内容が小さい証拠です。
カチッとした授業ができるようにならないといけません。
ともかく,3学期の残り約3週間で,5年・6年の復習をし,学習内容を獲得させていかなくてはいけません。
また6年ならば,3~6年の理科の学習を振り返らせる必要もありそうです。
中学の理科で困らないだけの学力をつけてあげなければいけません。
(2005.2.27)