模倣→共同→1人で

 図工の授業を例に、久保先生が授業の構造について話をされました。

 模倣→共同→1人で(45分間で))

 絵の描き方を教え、その通りにさせる。(模倣)
 お互いの絵を鑑賞し合う。(共同)
 1人で描く。(1人で)
 この授業の構造を拡散的発問や集中的発問につなげられないかを考えました。
 集中的発問の理由を書く作業は、1人でに該当できます。
 模倣と共同を拡散的発問につなげるのは、少し難しいです。
 でも、「模倣→共同→1人で」というパターンは、算数・体育・図工などの技能を身につける教科の時は、うまく使えそうです。
 国語・社会・理科・道徳の場合、技能を書くとくするという以前に、考え方を身につけるという側面が強くあります。それゆえ、拡散的発問や集中的発問が授業にぴったりと合うのかもしれません。
 授業の構造は、授業の組み立てでもあるので、模倣→共同→1人で、という流れも意識して、実践してみます。

(2006.3.12)