午前中は、社会科教育講座に参加しました。講師は、西浦弘望氏です。歴教協の会員だそうです。奈良の生駒で6年生を担任中です。
地図学習のさせ方は、ためになりました。
例えば、四国の地図の載っているページを開かせて、まずは4つのタイプのクイズを出し、次に子どもたちにクイズを作らせているそうです。
(都道府県を使ったクイズ)
島という漢字がつく県は、何県でしょう。
(記号を使ったクイズ)
夏みかんをつくっているのは、何県でしょうか。
(地名さがしクイズ)
大(おお)歩(ぼ)危(け)・小(こ)歩(ぼ)危(け)を探しましょう。見つけたら、地名探しの記号で答えてください。(例P.23-ア-5)
(何が見えるでしょうクイズ)
高知市から北の方角にあるダムは、あんというダムでしょうか。
クイズも作りたいものを作らせるのではなく、班長にくじを引かせて、どの班はどのタイプのクイズを作るかを決めてしまうそうです。
「10分でいいから子どもが夢中になるものを」というのが西浦氏の主張かな。
(2007.2.17)