具体的な問題を考えていく

 人は生きていく上で、様々な問題にぶつかります。どんな困ったことが起こるか列挙してみます。

・いじめ ・病気 ・家族の死 ・失業 ・だまされる ・不合格

 具体的ではありません。現実の生活では、もっとこまごまとした困ったことが起こります。
 今、自分の部屋を見渡しても、問題がいくつもあります。
「部屋の中が汚い。(掃除をあまりしていない。さらに物で散らかっている。)」
「資料が整理できていない。(必要な物を必要な時に取り出せない。)」
 問題を解決するためには、行動を起こせばいいわけです。
 ただ、そこに「面倒だな」という思いがわき、「今度でいいや」という逃げの気持ちが生まれてきます。
 結局、とりあえず、差し迫るほど困っていないわけです。
 生きていく上で困ることを子どもから出させようと思ったのですが、大きな問題から些末な問題まで、どれが出るか予想できません。
 むしろ、具体的な問題をこちらから提示して、それをどう解決していったらいいかを考えさせる方が、自分で起こった問題に対しても生かせるかもしれません。 こうして文を書くことで、思考が整理できるのも一つの解決方法といえます。

(2007.3.11)