夢をかなえるためのバランス

 土曜日に、久保先生のお話を聞いた影響でしょう。振幅を意識して授業する自分がいました。
 今日は5年4クラスに「夢をかなえるために(松井秀喜)」の授業しました。
 夢をかなえるために松井秀喜がしてきたことは、4つです。
「努力する」「人を大切にする」「続ける」「人の役に立つ」
 上記4つの言葉をノートに書かせた後、子どもたちに問いかけました。
「夢をかなえるために、努力したり、続けたりすることが大事なのは、よく分か ります。でも、人を大切にしたり、人の役に立つことが何で大事なんだろう。」 今までは、上記の4つでまとめて終わってましたが、私が問い返したような疑問を持つ子がいても当然なのです。
 子どもから出た意見は、「ファンが増えるから」「感謝して助けてくれる人がいるから」などが出ました。
「先生は、これはバランスだと思います。自分のためにがんばり、人のためにもがんばることで、バランスがとれて、夢がかなうんだと思います。自分のためだけにがんばってる人を誰も応援しようとは思いません。自分のためにもがんばり、人のためにもがんばるからこそ、多くの人の協力を得て、自分の夢をもかなえることができるのではないかと、先生は思うのです。」

(2007.3.12)