『インターネットを使った楽しい道徳・ボランティアの授業・第8集』(TOSS岡山サークルMAK)に、「オリンピックの授業~日本のものづくりが獲得したメダル~」があります。
この授業プランを数週間前に読んでいたことが、昨日の道徳の授業展開を生むきっかけとなっています。自分の中に情報がなければ、創造的なことはできないという証拠でもあります。
前述の授業プランでは、オリンピックの砲丸投げの砲丸を作っている辻谷政久さんが紹介されています。授業内の教師の語りを引用します。
バルセロナオリンピックでは、辻谷さんのつくった砲丸を使った選手が銀メダルを取りました。
そして、アトランタ、シドニーオリンピックでは、2大会連続で、辻谷さんの作った砲丸が金・銀・銅を独占したのです。
辻谷さんは、次のように言っています。
「職人は表彰台を独占できる。」
選手として金メダルをとる人もいれば、職人として金メダルをとる人もいるわけです。オリンピックは、選手だけ活躍する競技ではないのです。
様々な授業を自分の中に取り入れておきたいものです。
(2008.3.1)