校内研修へのメモ

 7月8日が近付いてきました。(校内研修の講師をする日です。)

2003/7/8(月)PM3:00~5:00 四条畷市立四條南小学校
《話す内容》
①基礎学力(四則計算)をつける必要性
(「脳の授業」をする。数的処理能力の向上→百マス計算→お絵描き計算ワークをしてもらう。)
②教材作りのポイント
(型分けタイプと、まとめタイプ。まとめタイプでは、問題の配列が大切。子どもがどこの段階でつまずいているのか診断できるように作る。)
③プリントの問題点
(チェックが大変。教師は忙しい。間違えた子の指導が難しい。
 そこで、システムを作る。2枚目のプリントの裏に、1枚目の解答(途中の計算も示したもの)を載せる。子どもが○付けをして提出。教師は、重 要問題のいくつかに目を通す。)
④授業作りのポイント
(授業の中で、昔の段階までは戻れない。そこで、補助計算を書かせる。
 ジャンプを見抜き、助走問題を出す。模擬授業をする。)
⑤ノート作り
(定規を使い、ノートをゆったり使い、丁寧に書ける子は、まちがえない。
 雑な子ほど、単純なミスをする。学習規律ができてない学力では、算数の学力が軒並みに低下する。)
⑥教材研究の仕方
(10分程度でできる方法がある。子どもが解く問題を教師が解いてみることである。問題を解く内に、どこで子どもがつまずきそうか予想すること ができる。5問あれば、数問やらせて、間違えそうな問題だけ、○か×をつける。最初に×をつけ、考えさせることも大切。まちがいから学ぶ。
 学年やサークルで、算数の模擬授業を行って、検討をする。)
⑦四条畷南小学校の取り組みについて
(基礎学力は不易の学力であり、永遠のテーマである。それを学校全体で取り組んでいる所がすばらしい。学校全体が持っている姿勢は、子どもにも 好影響を与える。基礎をおろそかにしてはいけない姿勢を子どもも身につけるようになる。全校で「朝の読書」をやっている学校もある。自分のク ラスだけでやっているのと学校全体でやっているのとでは、効果が違う。)

 もっと肉付けしていかないといけませんね。

(2002.6.29)