飯田先生のお話は、とてもうまかったです。聴衆をひきつけるのが、格別にうまいのです。そして、一つ一つの言葉を吟味されて使っているのです。
今回、中学生に対してどんな風に話すかを再現しながら解説も入れてくれました。まさに、模擬授業形式です。(模擬講義かな)
みなさん、運命の赤い糸って、あると思いますか。
運命の赤い糸はあるんですよ。
今、地球上のどこかに、あなたの運命の人がいるんです。
どこにいるか、知りたいと思いませんか。
というようなことを中学生にまず、話しかけるそうです。
まずは、「子どもをこちらに向かせる」ということです。
「相手が一番知りたいことをズバリと語る」とも、飯田先生は言われてました。 そして、その答えは「40分後ぐらいにお話します」と言って、後に回すわけです。そうすると子どもは、「しっかり聞いておかなくちゃ」と思うわけです。じらし戦法ともいえます。(野口先生のやり方に似ています。)
飯田先生が、学校の先生をしたら、授業のうまい先生になるでしょうね。
(2003.6.1)