ブラッドリーの請求書

 明日の道徳で、ブラッドリー(ブラッドレー)の請求書を授業します。
 母親へのお手伝いに請求書でお金を要求したブラッドリーに対して、母親はどんな行動をとったか。これを授業の第1発問にします。
 ここでは、自分の親にこんな請求書を出した時、どんな対応されるかを予想しながら、子どもは母親の行動を考えるでしょう。
 次に、母親がブラッドリーに対して請求書通りにお金を払い、同じように母親も請求書を渡したこと。その請求書の金額だけを隠して提示。その請求書を読んだブラッドリーは、母親にもらったお金を返しています。
 母親の請求書の金額を予想するのが、第2発問です。
 高い金額を予想する子と、ブラッドリーの請求書と同じ金額を予想する子と、無料を予想する子の3つが出てくると思います。
 実は、母親の請求書の金額は、全て無料でした。
 第3問として、母親はブラッドリーに何を伝えたかったかを考えさせます。
 最後の第4問で、卒業間近にしたこの時期に、この授業で先生(私)は何をみなさんに伝えたかったのかを考えさせます。
 第3問と第4問で何を考え、何を書けるかで、子どもの成長の段階が分かるかもしれません。

(2011.2.13)