音楽の授業の終わりかけぐらいに、子どもたちに問いかけました。
「学習参観が終わったあとぐらいから、そろそろ卒業式の練習を始めていきます。
ところで、卒業式で、来られてる家の人たちや他の人たちに、みなさんは、ど んな思いを持ってもらいたいですか。」
合唱に限定して聞きました。
「感動してもらいたい。」
「うまいなぁ、と思ってもらいたい。」
「がんばってるんだなぁ、と思ってもらいたい。」
など、いくつか出ました。
「では、そういうのが目標だとすると、みなさんは、どんな歌い方をしないとい けないのか、それをこれから考えていってください。」
毎日の音楽で、卒業式の歌を練習してきました。まだまだ声が出てません。今は、まだ歌に慣れて、歌詞を覚える段階かなと思ってました。
でももうそろそろ、本気で歌い出さないといけない時期が来ています。
私のための卒業式ではありません。子どもたちのための卒業式です。また、これまで育ててきた保護者の方々の卒業式かもしれません。
そのことを折に触れ、子どもたちに意識させていきたいです。
(2011.2.14)