朝の子どもの挨拶ができてないので、何とかしてほしい、と校長先生が、研究授業の打ちあげで話していました。
朝、地域の方や校長先生、看護当番の先生が、安全指導のために立っています。
でも、子どもたちの挨拶の声が、なかなか聞こえないそうです。
子ども一人一人に、様々な事情があるのでしょう。夜更かししていて、まだ目が覚めてないのかもしれません。学校に来るだけでも良しとしてもいいでしょう。
ただ、卒業前の数週間を迎える6年生には、感謝の思いを形にする一つとして、挨拶をできるように働きかけたいと、考えました。
教師で朝の挨拶の直後に、次の確認を毎日とることにしました。
「朝、地域の人や校長先生や看護当番の先生に、大きな声で挨拶ができた人?」
まったくいません。
「大きな声じゃないけど、相手に聞こえる声で挨拶できた人?」
クラスの3分の1ほどの手があがります。座らせます。
「聞こえてないかもしれないけど、挨拶をした人?」
手をあげた子を座らせます。
ここで残る子は、誰にも会わなかったか、完全に挨拶する気のない子です。
この確認を最低でも10日間は続けてみようと思ってます。
(2011.2.24)