尖閣諸島の授業をする

 谷先生の「尖閣諸島」の授業を初追試しました。日記を2編。

   社会                      3月8日 
 今日は、卒業まで9日となりました。今日は1時間目に社会をしました。国際連合のことをするのかな~と思いながらページをめくっていると、尖閣諸島のことでした。日本人として知っておかないといけない問題だと先生は言っていました。中国と日本の間で起こっている問題でした。でも台湾よりにある島でした。昔は中国の政府も日本帝国のものだと認めていたけど、近年、尖閣諸島の近くで石油が見付かってから中国がいきなり自分のものだと主張しはじめたらしいです。「なんと、身勝手な国だ~。」と思いました。日本にも、北方領土や竹島などいろいろな問題があるけど解決してほしいです。
   今日のこと                   3/8(木) 
 今日は木曜日でした。1時間目は社会でした。尖閣諸島の勉強をしました。
 尖閣諸島は中国と日本で領土問題でもめています。私は、この問題は解決しないと思いました。それは、いままで何度か解決しようとしたけど、むりだったからです。ほかにも日本は、領土問題をかかえています。北方領土はロシアと日本でもめています。はやく、領土問題が解決すればいいなあと思いました。

 あと今日は、一年が6年の似顔絵をかいてくれました。

(2012.3.8)

 尖閣諸島の授業は、名前を聞いただけでも、難しそうな授業です。
 この手の授業は、下手をすると、プレゼンだけの授業になり、子どもの作業が減る授業になります。
 でもそこは谷先生です。子どもを活動させたり、わかせたりするような構成で授業を組み立てています。
 最初のノート作業は、日本で「魚釣島」と呼ばれる島が、中国ではなんと呼ばれるかを書いて持ってこさせるものです。
「そんなの分かるわけないじゃない。」
というつぶやきが子どもから出てました。でも子どもはノートを持ってきます。
「中国島」とか「尖閣島」とか、結構、考えてます。
 14,5人、ノートに×をつけたあとぐらいに、正解を書いた子が出ました。
 その子は、すごく喜んでました。その後は、次々と正解が出ました。
 正解は「釣魚島」です。「魚釣」をひっくり返しただけです。
「パクりや。」の声が上がりました。
 ここ最近のiPadの商標問題などもあるので、中国はパクリの国という印象が子どもの中にもあるのでしょう。
「どっちがパクってるか分かりませんけどね。」と、フォローする私でした。

(2012.3.9)