○○○○ころりん

 明日の理科では、仮説実験授業の「○○○○ころりん」をします。

問1 缶コーヒーとシーチキンの缶詰、どちらが早く転がるか。
問2 缶コーヒーとシーチキンの缶詰2つをくっつけたものでは?
問3 缶コーヒーの空き缶と大きな空き缶では?
問4 単1の乾電池と単3の乾電池では?
問5 オレンジジュースの缶詰、ももの缶詰、たけのこの缶詰、ゆで小豆の缶詰では?

 全5問です。問いの終わりは、すべて「どちらが早く転がるか」です。(問5だけは、「どれが一番早く転がるか」になります。)
「早く」であって「速く」ではありません。
 上記の問題の結果は、問1が缶コーヒー、問2も缶コーヒー、問3はほとんど同じ、問4もほとんど同じ、問5はオレンジジュースです。
 要するに、缶の中身が液体であるものの方が早く転がるのです。
 中身が固形物でぎっしり詰まっていれば、缶は中身と一緒に回ります。一方、中身が液体であると、外側の缶の部分が先に回ってしまいます。それゆえ、液体の缶詰は早く回り出すのです。
 そもそもは、ガリレオの斜面実験なのです。
 上記の5問は、理由も発表させ話し合わせるので、2時間はかかるでしょう。

(2012.3.11)