学力研の全国大会の分野別講座で、宮川先生と授業づくり講座・国語の担当をすることになりました。宮川先生が低学年の国語を、私が高学年の国語について話します。
高学年の国語授業は、低学年と大きく違います。
①授業時数が少ない。(4~5時間)
②長文教材が多い。
③内容が難しい。
内容が難しい長文教材を短い授業時数で行うわけです。
ゆっくり丁寧はあきらめないといけません。
重点を絞った指導が求められるわけです。
ただ大変なことばかりではありません。
④子どもたちの語彙力が豊富。
年齢が高いということは、それだけ多くの日本語に触れてきたということです。低学年では意味の分からなかった言葉も、読書やテレビ、普段の生活の中で、何となく分かるようになってきてます。ことわざや四字熟語などを何も見ないで書かせても、結構な数を書けるのが、高学年です。
それゆえ、高学年の持つ力に依拠した授業を組み立てるといいわけです。
(2012.3.31)