中国での大気汚染

 2013.2.4の産経新聞の朝刊の産経抄に、次の記事が載っていました。

中国は今や、自動車の排ガスや工場の排煙による大気汚染が世界一深刻な国である。北京に1日滞在すれば、「たばこを21本吸ったのと同じ」、あるいは、かつて大流行した新型肺炎より危険、との指摘まである。(中略:荒井)きょう立春を迎えた日本は、今後ますます、中国の新たな「領空侵犯」に頭を抱えなければならない。まもなく大陸からの強い偏西風に乗って、黄砂の飛来が本格化するからだ。中国奥地で強風によって上空に巻き上げられた土砂は、汚染物質の運び屋となって、各地に舞い降りる

 先日の講座で、中国が原子力発電所を大量に増やすことを計画していることを話されました。もし、中国で、原子力事故があれば、放射能に汚染された大気が日本に降り注ぐことになってしまいます。
 日本国内で、いくら原発0を成し遂げたとしても、日本の安全が保障されるわけではないのです。
 原子力発電所を作る技術では、日本は世界一だといわれています。
 日本が原発0になっていくなかで、大量の原子力関係の技術者が海外へ流出していってるといいます。
 やがて、人的資源0の国になりかねないかもしれません。

(2013.2.7)