『Newton2013年3月号』に載っていた右の写真が何か分かりますか。
右の穴の空いた釘みたいなのが従来の注射針です。
それに対して、左にある小さい針がいっぱいついたシートは、マイクロニードルアレイといいます。これは、皮膚にはるだけで体内に薬剤を入れることのできる「注射器」なのです。
小さな針は、多糖類でできており、針が皮膚に入ると、数分以内にとけて、針の中の薬剤が体内に放出されるそうです。
一般的な注射器の針とくらべて小さいので、痛みがないそうです。
作ったのは、富士フイルムだそうです。カメラのフィルムだけでは、やっていけないので、上記のような注射器を開発したのかもしれません。
これで、注射が怖くなくなるかもしれません。痛みのある注射器をうたれないように健康に気をつける人もいるかもしれませんけれど。
(2013.2.19)