伝記「手塚治虫」の授業が今日で終わりました。振り返ってみます。
1)範読・1人読み。大切な節を選んで理由を書く。
2)大切な節と理由の発表。大切な言葉を選んで理由を書く。
3)大切な言葉と理由の発表。1つ選んで反対意見を言わせ、消していく。
4)大切な言葉の追加理由と反対意見の発表。伝記の中に出てくる問題(困難)を見つける。
問題1「いじめられた」。それをどう解決したか。短い言葉にすると「得意」。
問題2「戦争」。それをどう乗り切ったか。短い言葉にすると「好きなこと」。
手塚治虫はなぜこれだけ有名になれたか。好きな道で努力したから。
「得意」「好きなこと」「努力」の3つを使って、筆者の言いたいことを書かせて終了。
全4時間の授業です。
最後の4時間目は、結構、強引に進みました。
「得意なこと・好きなことを努力すると、夢がかなう。」みたいな主題が書ければOKです。
15ページの伝記を扱ったのですが、今回のようなやり方では、子どもに力はつかないなと思いました。
向山先生のいうように、局面を限定して検討させなくてはいけません。
例えば、1文の中から大切な言葉を抜き出させるようにです。
(2013.3.4)