基本を学ぶ体育実技研修会

 此花区の体育実技研修会がありました。講師は、今行っている学校の教頭先生です。とても教え方がうまかったです。(体育部で20年以上されてるそうです。)
 実技指導だったので、メモは一切してません。
 思い出せることを箇条書きしていきます。

①「先生の近くにコンパクトに集まります。」「近くの人との間は、5cm。」
②集合させた子ども達を叱る時は、教師は立って。普通に話す時は中腰になると、フレンドリーな感じになる。
③太陽や他のクラスの体育など、刺激物が子どもの目に映らない位置に集合させる。
④前2列は三角座り、次2列は中腰、最後尾は立たせる、という集合のさせ方もある。
⑤バスケットボールは、子どもにとって大きい。学年で大きさを合わせる。
⑥ボールの空気は全部に入れておく。後から行く子が損をしないように。
⑦ボール回し。頭の周り、胸の周り、膝の周り、逆回し。
⑧早くできた子をチェック、見本にする。一番遅かった子を「最後まできちんとやったね」とほめる。
⑨ドリブルは、指の腹でする。
⑩ドリブルしながら歩く。逆手でドリブルして歩く。走ってドリブル。
⑪パスは、受け取る方が難しい。突き指になる子は、ボールが来るまで、構えずに立っている。指先を上に向け、両手の平を正面に向けて受け取る。
⑫ショルダーパスは、左足をあげ、腰を回転させて投げる。
⑬レイアップシュートの練習。右45度から、まずドリブルしないでシュート。右足を前に出し、膝は直角。1・2でシュート。1歩ドリブルの時は、左足を前、ドリブルを1回して、1・2・3でシュート。

 奇をてらったような実技は、ありません。
 基本に忠実な指導です。でも、基本だからこそ、とても新鮮でした。
 自分の指導で、抜けていた基本の指導を学ばせてもらうことができたのです。
 今日は、久しぶりにジャージを着ました。
 最近、体育を教えていないからです。
 学級を統率できているかどうかは、体育の時間を見ると、よく分かります。
 子どもはいつも席にすわっていません。
 ボールを持てば、ボールで何かをしたくなります。
 そんな時、ブレーキをかけ、先生の指示に従おうと、思わせなければいけないのですから。

(2004.6.2)