ボケの高等テクニック

『坂信一郎のユーモア話術講座』というのを手に入れました。
 テキスト4冊とCD4枚組です。
 一番使えたのが、ボケとツッコミのところです。
 単純なボケ方と高等なボケ方があります。

《単純なボケ方》
A 「センパイ!そのパン食べていいですか?」
B 「いいよ。あっ、でも、これエビが生えてるよ…」
A 「先パイ!それはカビ、カビです!」
《高等テクニック》
A 「先パイ!このパン、カビが生えてますよ!」
B 「本当か?でも、なんで、そんなもんに青大将やマムシが生えるんだろうなっ。」
A 「あのね、それはヘビ!僕が言ってんのはカビ!」

 ボケを直接言わないで、相手に言わせるのが高等テクニックです。このボケ方だと、変化をつければ何回でもボケることができるのです。

(2004.6.9)