河田流国語授業のシステム化

 国語授業の基本スキルとして、河田先生が次の3つのスキルを提案されてます。

1)活動(作業)させる   2)空白を作らない   3)システム化

 システム化させるために、毎日同じことをくり返すそうです。
 河田先生の国語授業の流れです。

1)漢字スキル   2)話す・聞くスキル   3)教科書音読
4)ノートにテーマを書く          5)発問      6)板書・子どもが
7)発表      8)討論

 授業開始は、漢字スキルです。でも当然、子どもの作業に時間差ができます。
 そこで、10人ほどが漢字スキルの練習を終えたとき、『話す・聞くスキル』を始めるそうです。活動と活動を重ねるわけです。
 話す・聞くスキルをやっている内に、漢字スキルが全員終わり、話す・聞くスキルを数編扱った後、いきなり「海の命」と河田先生が言って、教材文の音読がいきなり始まるそうです。
 毎日同じくり返しによって、システム化することで、授業の中に空白を作らず、子どもに作業し続けさせることができるわけです。だからこそ、子どもたちは、力をつけていくのでしょう。
 来年度は、ぜひ、真似してみたいです。

(2014.3.6)