5年の理科の診断で間違いが多かったのは、右の問題です。
Bは受粉させなかったのに、実ができています。それが、なぜかを考えるのです。
推理物のような問題です。
この実験で、ふくろをかぶせるなら、花がさく前にしないといけません。
花がさいた後にふくろをかぶせると、その前に受粉している可能性があるからです。「花がさいた後にふくろをかぶせてはいけないのはなぜですか。」と聞かれた方が分かる子は多かったでしょう。
AとBの対比で考えるから、Bに実ができたことが不思議に思えてくるのしょう。ふくろをかぶせる前に、どんなことがあったかを想像すること自体が難しいのかもしれませんね。
(2015.2.10)