知識のストックを将来のためにしておくことが大切だと、和田秀樹氏は、『「本当にできる人」になる速攻!必勝の勉強法』の中に書いています。
私にしても今でこそ一般書を書くことができるようになったものの、二〇代の頃は書かせてもらえなかった。受験勉強の本で一五〇万部も売ったのだから、一冊ぐらい親向けの本や世間一般向けの本が書きたいと言っても、出版社が首を縦に振らない。「いや、和田さんのイメージが崩れます」とかなんとかいって逃げられてしまうのだ。(中略:荒井)
状況が変わらない以上、仕方がない。でもいつかは一般書を書こうと私は考えていたので、あれこれ考えながら世の中を見たり勉強を重ねていた。すると、そのうちいざチャンスがやってきて書いたらこれが売れて、たくさんの仕事が舞い込んできた。
自分の中に蓄積されたものがなければ、将来、何かのチャンスが与えられても、それを活かすことができません。
ここで重要なのは2つです。
目標(願望)があること、そして、努力による蓄積です。
(2004.6.21)