教師のABC評価

 今日は、理科のノートまとめ大会の結果を学級通信で、発表します。
 その前か後に、私の評価をみんなの前で告げようと思っているのです。

 先生は、みなさんのノートに、A・B・Cをつけました。
 Cは書き直し、Bはまあまあ、Aは丁寧にかけてるので合格、という意味です。
 今回、Cはいません。Bだった人はAになるよう努力してください。
 次の出席番号の人、立ちましょう。(Aの人の番号を言っていく。)
 あなた達のノートは、とても丁寧でした。今回、合格のAです。
 次の出席番号の人、立ちましょう。(AAの人の番号を言っていく。)
 あなた達のノートは、とても丁寧で、しかもいろんな工夫がされていました。ダブルAです。素晴らしいです。みんな拍手しましょう。
 今回、番号を呼ばれなかった人はBですから、次回がんばりましょうね。

 Aで番号を言われなかった子は、「えっ、なんで。」と思うでしょう。
「もしかしたらBかも?」と思う子もいるでしょう。そこで、ダブルAです、と言ってあげることで、喜びが倍になるんじゃないか、と予想するのです。
 このやり方は、向山先生の卒業式の呼びかけ指導を真似たものです。

(2001.4.25)