1回目の学習参観が終わりました。やったことは次の通りです。
①川→山→上の筆順 ヲの筆順
②土の下線・十字の意味、双葉から本葉が出てできた漢字は?(生)
③WEBワーク「自分の脳を自分で育てる」
④「けやきの空」たけのこ読み
⑤うとてとこの授業(続きを考えさせ、最後には暗唱。)
①と②は予定してなかったのですが、チャイムがなった時点で全員が揃っていなかったので、時間つぶしに取り入れました。
③が終わった後、全員を起立させ、まわり右をさせ、「けやきの空」の一斉読をさせました。その間に、私は、プロジェクターとパソコンの電源を切り、黒板に貼った模造紙を取りました。
④のたけのこ読みは、子どもの勝ちでした。一人だけの読むシーンもありました。「参りました」と、私は子どもに頭を下げたのです。
⑤の「うとてとこ」は、次々に答えを教えていきました。
チャイムが鳴った時点で、全部消し、暗唱させて終了です。
(2003.4.25)
授業をしているなかで、何かがつかめたような瞬間が稀にあります。
昨日の学習参観の中で印象に残っていることが2つあります。
1つは、うとてとこの授業です。一連・二連とテンポよく(?)扱った後、
「今から大事な問題を出します。もし分かっても、声に出してはいけませんよ。」というようなことを数回くり返して言いました。
これまでは、スピーディーな感じで授業が流れていました。それを一瞬、ここで止めたのです。そして、それがとても心地よかったのです。
向山先生がされた「うとてとこ」の授業の追試なのですが、緩急をつけるというのは、こういうことなのか、と少し実感できたのでした。
その後、三連まで紹介した後、うとてとこの暗唱に入りました。
1回目全員で。次に、黒板消しでザッーと下の方を消します。
「これでも読めるかな。」
2回目も全員で。
さらに消して、3回目は男子だけ。4回目は女子だけ。5回目は教室の右半分。6回目が教室の左半分。そして、最後は全部消して、全員で暗唱。
この読みのどこかで、私は、「背筋を伸ばして」と声をかけました。
子どもがピッと反応したのです。(印象的でした。)
(2003.4.26)