カメラ大作戦

 理科専科として担当するクラスは、7学級です。
 子どもの数でいえば、200人を超えることでしょう。
 いかに、子ども達の名前を覚えるかが、第一の課題となってきます。
 デジタルカメラを使って、写真をとるのが、一番手っ取り早いです。
 ただ高学年ともなれば、写真をとられることを嫌がるかもしれません。肖像権の問題もありますから、子どもを嫌な気持ちにさせるわけにもいきません。
 そこで、作戦を考えました。

①「みんなの名前と顔を覚えたいので写真をとりたい」と話す。趣意説明。
②グループ(班)で写真をとることを告げる。(一人一人よりプレッシャーが少ない。)
③カメラマンを募集する。(教師がとるより、子ども同士の方が構えない。)
④写真をとりおわったあと、カメラマンに一人一人の子の名前を聞いて、メモしておく。

 ポイントは、グループで撮ることと、子どもに撮らせることです。
 このことで、教師が子どもを撮った、という印象が薄れるのです。

(2004.4.3)