週2時間授業への対策

 今年度は,5,6年合わせて8学級あります。そのまま,理科を3時間ずつ担当すると,週24時間となり,空き時間がほとんどなくなります。
 実験準備をする時間,ノートを見る時間,5,6年の仕事を手伝う時間等を考えると,余裕がありません。
 そこで,5年は前期2時間・後期3時間,6年は前期3時間・後期2時間にしてもらいました。これで,週20時間となります。
 問題なのは,週2時間の授業をどう組むかです。
 子ども達との理科は,前期の5年生の場合,一週間に一回しかないわけです。
 この2時間に教えるべきことをしっかり教えておかないと,進度は大幅に遅れそうです。また,学習内容を忘れてしまうことも心配です。
 そこで,今,考えていることは,次の3点です。

 ①授業計画をしっかり立てて授業に望む。
 ②復習のための宿題プリントを作成する。
 ③テストは,授業外の時間をいただいて4クラス同時にやらせてもらう。
 (または,担任の先生にやっておいてもらう。採点は荒井。)

 テスト中に質問を受けたり,ヒントをあげたりはできませんから,授業の中で,しっかりテスト勉強をさせないといけないでしょうね。
そして、これが明日の授業計画案です。(主語が私や児童バラバラです。)

①題名を書く。
②1人1つ種を配る。
③種を見たり、さわったりして、気がついたことを書く。
④種子が発芽する様子を映像で見せる。
⑤種子が発芽するためには何が必要なのか。
⑥必要かどうかを調べる実験のやり方。
 1 あるもののないものを2つ用意する。
 2 その他の条件を同じにする。
⑦発芽に水が必要かどうかの実験を考える。
 1 水があるものの水がないものを用意する。
 2 その他の条件を同じにする。(空気・日当たり・温度)
⑧発芽に空気が必要かどうかの実験を考える。
 1 空気があるものの水がないものを用意する。
 2 その他の条件を同じにする。(水・日当たり・温度)
⑨発芽に暖かさが必要かどうかの実験を考える。
 1 暖かい場所の冷たい場所を用意する。
 2 その他の条件を同じにする。(空気・水・日当たり)
⑩発芽に(   )が必要かどうかの実験を考える。
 1 (   )があるものの(   )がないものを用意する。
 2 その他の条件を同じにする。(    ・   ・   )
⑪結果の見方。
 …あるものだけが発芽すれば、それが必要。
 …両方とも発芽すれば、それは必要ない。
 (両方とも発芽しなければ、条件を変えて、やり直し。)
⑫種子の中は、どうなっているか。
 想像図を描く。(できるだけ本当らしい嘘の絵を描く。)
⑬種子の中がどうなっているか映像を観る。
⑭種子の中を胚と子葉に分けられることを説明。胚だけで、発芽するかどう かを考える。
⑮胚で発芽する様子を映像で見る。
⑯子葉が何の働きをするか考える。
⑰子葉を切り取った映像を観る。
⑱種子の中を作画する。(教科書を見て)
⑲次回は、ヨウ素液を使うことを予告。でんぷんのある食物を持ってくる。
⑳今日、学んだことを書く。

(2005.4.17)