血液の流れを学習させるために、小林幸雄氏の実践を追試しました。
(TOSS№1133091「6年人体・血液の流れ」)
右の絵を1人1枚配りました。
「心臓の絵です。」
ノートに貼らせました。
「この絵を見て、気が付いたこと・分かったこと・思ったことを書きなさい。4分で6つ書けたら、6年生合格です。」
最高は、7個か8個でした。(2クラスで実施。) ここで、心臓が4つの部屋に分かれてることや、小さい部屋と大きい部屋があること、血管が複雑にからまっていること、心臓の壁があついことなどに気付いていきます。
発表後、左心房と左心室での血液の流れる向きを問いました。
左心室から左心房に流れるのがA、左心房から左心室に流れるのがBです。
AかBかどちらかを選ばせたわけです。
気付きを書かせる拡散的発問から、二者択一の集中的発問へとなったわけです。
よく組み立てられた授業です。(つづく)
(2005.6.7)