中谷彰宏『運が開ける勉強法~勉強脳が目覚める50の具体例~』(2005.1.7ダイヤモンド社)を読み、勉強について改めて考えました。
子供は1を聞いて10を知ります。
イヤな大人が1人いると、「大人ってみんなイヤだ」と言うのです。
この子供は、まだ勉強脳が目覚めていません。
全部の大人を見たわけではないのに、「大人って、みんなこうだ」と言いきる発想は、1を聞いて10を知ることです。(P.82)
1を聞いて10を知ることを偏見と例えることもできます。
考えてみれば、100人の人を知ったからといって、人間について理解できるはずはありませんね。
たとえば、3年間独学という名の我流でやっていて、そのあとで先生にめぐり会えて教えてもらうことになったとします。
最初にやることは、3年かけて身についた悪いクセを、3年かけて取り除くことです。(P.114)
講師として経験のある新任の方より、経験のない方のほうが、教えやすいです。
私のやり方が正しいとは限らないので、自分のやり方を持っている人に、「そのやり方よりこっちがいいよ」とは言えないからです。
(2007.4.29)