日本の範囲

「日本の範囲」を学習しました。
 まず、社会の教科書で、東西南北4島を確認しました。それから、ノートの真ん中に、日本の地図を簡単に描かせ、東西南北4島の位置と名前を書かせていきました。
「一番人口の多い島は、どの島でしょう。」
 全員に発表させました。
 圧倒的に多かったのが与那国島、択捉島は3人、沖ノ鳥島は1人、南鳥島は誰も選びませんでした。理由を聞くと、与那国島の写真に町や道路が見えたり、気候が暖かいからが出されました。
 与那国島…1745人。 択捉島は、1の位から人数を書きました。
 択捉島…6739人。面積でいえば、与那国島が約28㎢、択捉島が約3185㎢です。百倍近く大きさが違います。子どもたちは、教科書の写真にだまされたようです。
「面積は、何を見て比べないといけないのですか。」
「地図。」そう、地図は実際の縮尺になっているのですから。
 この後、沖ノ鳥島や南鳥島の人口を予想させました。
 沖ノ鳥島は0人。南鳥島に人はいるかを問い、気象観測の人や海上自衛隊の人がいることを話します。その証拠に滑走路があるわけです。

(2009.4.14)