花が咲くといいこと

 今週の金曜日、5年の参観授業をします。
 今回は、新教材に挑戦してみます。オリジナルです。
 花をテーマに授業します。「花から実へ」という単元だからでもあります。
 とりあえず、今考えている流れを書いてみます。

①「花が咲く植物の名前を5つ書けたらノートを持ってきましょう。」
②板書させ、全員発表。
③「花が咲くと思ったら○、花は咲かないと思ったら×をつけます。」
(バナナやイネやジャガイモなど、提示。○×の後に、花を見せる。)
④「花が咲くとどんないいことがあるのですか。」(3つで持ってこさせる。)
⑤発表。
⑥受粉の説明。花が咲くから、昆虫が来て、花粉を運んでくれる。
⑦絵本『   ではなく花をください』の表紙を見せる。
 「   には何が入りますか。」
⑧地雷のフラッシュサイトで授業をする。
⑨地雷があると花の色が赤に変わる植物が開発中であることを話す。
⑩「花力   」と提示。「   には何が入りますか。」
   をずらして、「花力発」まで見せる。)
⑪花力発電の映像を見せ、実物も見せる。
⑫「今日学んだこと」を書かせて、数人発表。

 ここまでの展開を考えるのに、1週間ぐらい考えていました。(たまに。)
 一番悩んだのが④の発問です。
 最初考えたのは、「花にはどんな力がありますか。」です。
 大人は答えを書けても、子どもには抽象的すぎます。
 次が、「花のできることは何ですか。」です。今ひとつです。
 ふと思いついたのが、「花があっていいことは何ですか。」です。
 まあまあいいかな、と思いました。ただ、花というのが、植物全般をさしてしまいそうです。
 そして、今日、家についた時に思いついたのが、「花が咲くと、どんないいことがありますか。」です。明確に咲いた花をさすわけです。
 でもこの発問を初発問にするのは重たいです。
 そこで、「花が咲く植物の名前を書きましょう。」を入れたのです。
 ①の発問なら、たくさんの答えが子どもから出そうです。
 授業の組み立ては、これでいいかな、と思ってます。
 後は、教材の準備です。 

(2005.6.20)