体育では、必ず、壁逆立ちの練習をしています。
久保先生の『1か月集中実践で子どもを変える!』(小学館)を読みながら、実践しています。
最初のステップが、壁逆立ちです。この壁逆立ちも、子どもが足を上げて自分でするのではなく、私が足を持って上げます。
「子どもは逆立ちするのに恐怖心を持っているので、自分でピョンと跳ねて、逆立ちすることができない」というようなことを久保先生が言っていました。
跳び箱の開脚跳びで飛び越す体感をさせるように、教師が足を持って上げてやることによって、逆立ちをする体感を子どもにつかませていくわけです。
1日目、1人1人全員の足を持って上げていったら、汗ダラダラになりました。(次の日は腕が痛くなってました。)
列ごとに壁逆立ちにして10カウントします。
2日目は、20カウントにしました。
作文を読むと、逆立ちをするのが初めてらしく、「5秒できてうれしかった」と書いてる子が何人もいました。
今までできなかったことができるのは、たとえ、壁逆立ちでも嬉しいわけです。 次は、いよいよ自力の壁逆立ちに挑戦させます。
(2012.4.14)