昨日、5年の社会で北方領土の授業をしました。
といっても、TOSSのような詳しい授業ではなく、15分ほどの簡単な授業です。
都道府県のジグソーパズルをし、地図帳の地名探しをやり、北方領土の授業をし、県名探しのプリントをやって、1時間終了という感じです。
この日は、朝の雨で運動場が使えなかったので、社会の時間の前の時間に、
「次の社会は、最初に都道府県パズルをするからね。」
と言っておきました。
そう言うことで、休み時間にやり出す子が出てくると予想できたからです。
運動場が使えない時は、朝から、都道府県パズルをすることを事前に言っておけば、休み時間、それを使って遊ぶ子も増えてくるでしょうね。
都道府県パズルは、資料集の付録です。
私はタイムを計ってやらせてます。
1回目は、5分で数人しかできてなかったのが、2回目になると、2分台でできる子が1名、5分内ならクラスの3分2くらいができていました。
次は地図帳の地名探しです。これは社会の時間、毎回やってきました。
北海道・東北・関東というように、日ごとにページを変えています。
地図帳探しが終わった後、北海道の択捉島を見つけさせました。(つづく)
(2006.4.21)
「択捉島は、鳥取県と同じぐらいの大きさです。」
「鳥取県って知ってますか。鳥取県は、日本で一番人口の少ない県です。約60 万人が住んでいます。」
地図帳の後ろに、各県の面積や人口の資料もあります。そこを見せてもいいでしょう。(今回は、時間がなかったので見せなかったです。)
「では、この択捉島に何人ぐらい日本人が住んでいるでしょうか。」
日本人という言葉をさりげなく入れることがポイントです。
鳥取県で60万人ですから、それを基準に手を挙げさせます。
60万人より少ないと子どもは考え、だいだい15万人ぐらいが多かったです。
「実は0人なのです。」
「え~!」
「どうして、日本人は誰も住んでいないのでしょう。」
子どもに予想させました。
「日本の領土じゃない。」「寒いから。」
ぽつぽつ出てくる意見に答えていきます。
「択捉島は日本の領土です。気温も根室ぐらいの気温です。自然も豊かです。」
この後、北方領土の歴史を語り、教科書の説明を読んだのです。(2006.4.22)