鉛筆を持たせないで

 6年算数の「対称な図形」の展開を詳しく考えます。

1)「教科書6ページ。身のまわりには、つりあいのとれた美しい形のものがたくさんあります。どんなものがあるか、言える人?」
2)挙手で言わせていく。教科書にあるものを言ったら、
3)「よく知ってるね。どうして。」「教科書にのってるから。」
4)「教科書にのってることや書いてあることを見つけられる子が賢くなるんだ。」
5)「つりあいのとれた美しい形のものを集めて、半分かくしました。全体の形がわかるかな。わかる人?」
(多分、たくさん手が挙がる。)
6)「なんで分かるのかな。」「うすくすけて見えてる。」「そう、見えてるね。」
7)「教科書7ページ。下のように、つりあいのとれた形の半分をかくしました。見えている半分の形から全体の形を予想しましょう。」
8)「①。全体の形が予想できる人?」(多分、手が挙がる。)
9)「なんで分かるのかな。」「うすくすけて見えてる。」「そう、見えてるね。」
10)「すけて見えてるのは、何番まで。」「⑥番まで。」
11)「⑦番、全体の形を指でかいてごらん。」前でもさせる。

 細かく書くときりがなくなってきました。ポイントは、時間をかけないでいいところは、鉛筆も持たせない、ということです。

(2015.4.2)