箱田忠昭『200%フル活用! 頭のいい「時間」術』(三笠書房2006.6.10)より抜粋します。
普通、「時間術」というと、いかにして時間を節約するか、どうすればもっと時間を生み出すことができるか、といったことに重点がおかれる。
しかし、いくら時間を節約し、自由に使える時間をたくさんつくったとしても、その時間が一時間七〇〇円の価値しか生み出さなかったら、あまり意義あることとは言えない。(P.4「はじめに」より)
要は、限られた時間をいかに使うかです。
その使い方で、自分の人生が形作られていくわけです。
旅行したいと思う人は、日々の仕事で旅行費をため、旅行の日までに仕事を片付けてしまうような時間の使い方をするでしょう。そして、旅行先では、そこでしか見聞できないものを時間の限り味わいつくすわけです。
人生に大きな目標がある人は、その目標達成に関わることに人生時間の大半を使うのでしょう。(長崎の伴先生のように。)
一方、私は、別に旅行に興味もないし、人生に大きな目標があるわけでもありません。本を10冊ぐらい出したい、とか、印税生活できるようになりたい、とか、その程度です。(目標の質によって、時間の使い方も変わってきそうです。)
(2006.6.10)